新宮市長選挙〜新宮市の防災について〜
そして、今後も恐らくその災いから逃れることはできないでしょう。
その中で、どのように防災対策をとっていくのかというのは、このまち、そしてこのまちに住む人が続いていくためにとても重要な争点になってきます。
さて、両候補がどのように考えているのかを見ていきましょう!
なみかわてつじ
並河さんは、
地震に対して、
(1)「耐震ベッド」の開発・普及
津波に対しては、
(2)きめ細やかな津波避難計画を作成する
(3)確実な情報伝達体制を作る
とのことです。
(1)「耐震ベッド」の開発・普及
これは、リスクの高い就寝中の被災から守り、安全を確保するということです。
これ、面白いなと個人的に思いました!
初めて聞くパターンだったので。実際どのようなものになっていくのか、幾ばくかの期待を抱いているところです。
(2)きめ細やかな津波避難計画を作成する
これに関しては、高齢の方や障害のある方の避難も考慮した計画になるそうです。
いまいち具体性には欠けますが、新宮の災害史から得られる教訓を活かしながら減災に取り組むことは大切ですね。
(3)確実な情報伝達体制を作る
衛星携帯電話など連絡を取れるようにすることの大切さを、これまでの災害史で学んできたことを活かすとのことです。
具体的にどういうことなのかについてはこれ以上はあまり言及がありませんでした。
田岡みちとし
南海トラフへの危機感から防災・減災への関心は高いです。
そこで、具体的には、
(1)住宅・公共施設の耐震化の促進、(2)安全な避難所の整備、(3)災害備蓄の充実
に努めるそうです。
また、近年の大型台風や集中豪雨による風水害にも対応するため、
(4)河川監視カメラの適切な運用、(5)市内全域での早期の避難所開設、(6)地域防災力向上
に取り組むとのことです。
(1)住宅・公共施設の耐震化の促進
こちらは、ほんとうに大切ですよね。
そもそも家が潰れたりしてしまってはダメですからね。
しっかりやってほしいところです。
(2)安全な避難所の整備
避難所が危険では避難できていないに等しいので、ぜひこちらも強く進めてほしいものです。
(3)災害備蓄の充実
いざ、災害にあった時のことを考えると備蓄はしっかりと充実させておいた方がいいですよね。
それを広めていくことは大事だと思います。
(4)河川監視カメラの適切な運用
河川監視カメラってあれですかね、河川の水量を監視するためにあるカメラですかね?
適切な運用って、現在どのように使われているのでしょう。
気になりますね。もちろん適切に運用していただきたいものです。
(5)市内全域での早期の避難所開設
こちら国・県等との連携を図り、早めの避難を啓発し自主避難者を受け入れるため市内全域での開設を目指しているそうです。
避難は早めにするに越したことはないですね。
(6)地域防災力向上
地域住民への防災知識の啓発や訓練の実施、小中学校との連携による防災教育の充実を図り、自助・共助の取り組みも推進していくとのことです。
防災の知識ってなかなか簡単につかないですし、知ってるようで知らないことも多いですからね。
そういうことを啓発してくれたり、教育の充実をするというのは地域防災力を高めていく上でとても大切なことです。
雑感
両者共に具体性には欠けるもの、いいことは言ってますね。
問題は、これらをどう実現していくかということだと思います。
本日、選挙戦最終日ですが、どこかで候補者に会ったら質問してみてもいいかもしれませんね!